漫画「悪役のエンディングは死のみ」は原作Gwon Gyeoeul先生、漫画SOUL先生の作品でピッコマにて配信されています。
今回は「悪役のエンディングは死のみ」30話を読んだ感想をご紹介いたします。
悪役のエンディングは死のみ【第30話】のあらすじ・ネタバレ
危険な攻略者
雨の中一心に木刀を振るイクリスの後ろ姿がありました。
露出した部分から見える体の至る所に傷跡が見えます。
ペネロペは寒いだろうとイクリスにそっと近づいていきます。
すると気配を感じたイクリスが振り向きざまに喉元に剣を突きつけます。
殺気を放つ目で睨みつけるイクリスは、ふと我に返り剣を向けているのがペネロペだと気づきます。
呆然としながら、ここにいるのが信じられないとでも言うように驚きひれ伏します。
イクリスは怯えたような態度で自分の無礼な態度を詫び、罰を下すようにペネロペに懇願します。
それはペネロペがイクリスを奴隷オークションで買った時に手に入れた指輪を恐れての行動でした。
ペネロペはイクリスの狂気的な部分を理解し、選択を間違えば死が待っていると認識します。
何としてもこの世界で生き延びなければならないペネロペは、
イクリスに何と声をかけるべきが考えを巡らせます。
イクリスの悲劇的な境遇に対してヒロインのようにただ大丈夫などと
安易に声をかけることなどできない…。
自分は木刀で殺されかけたのだ。
ペネロペはイクリスに、雨の中訓練をしているのは誰かに命令されたのかを問いかけます。
イクリスは誰にも命令などされておらず、一刻も早く騎士に昇進するために
自発的に訓練していたと言います。
ペネロペはその行為に対して、ご褒美をあげないといけないと褒めます。
するとイクリスはモノよりももっと自分に会いに来てほしいと願い出ます。
それは言葉通りとれば、忠実な部下の好意に見えましたが、
ペネロペにはイクリスの本心がわかっていました。
生き残るために偽りの自分を演じているペネロペと同じようにイクリスも忠犬を演じていました。
ペネロペの誤解
ペネロペは今までイクリスは最も安全なルートだと思っていました。
しかし、前世でのゲームでプレイした時と同様ハードモードは
死の危険に満ちているルートしかありませんでした。
イクリスも純粋な好意でペネロペに従っているのではなくお互い利用し合っているだけ。
少しでも選択を間違えば死という結末が待っています。
それでもどんな危険な道でも進み始めたイクリスルートを止めるわけにはいきません。
イクリスのお願いに、ペネロペは答えます。
ペネロペ「あなたが望みならいくらでも」
ピッコマ「悪役のエンディングは死のみ」
風邪をひくので訓練はもう止めるように指示します。
罰はないのか尋ねるイクリスに、心の中で皮肉を言います。
ペネロペ「傷を負わせる?「殺すところだった」の間違いでしょう」
ピッコマ「悪役のエンディングは死のみ」
わざとではないのに、忠実な騎士を罰するはずがないとペネロペは答えます。
そのままペネロペはその場を立ち去りました。
ペネロペの決意
息が上がる中、一刻も早くイクリスから離れようと足を速めるペネロペ。
安全だと思い込んでいたイクリスルートは実際にはずっと死の危険と隣り合わせだった。
ペネロペは新たなルートを始めようと決意します。
ペネロペ「…早くヴィンターに会ってみよう 保険はかけとかないと」
ピッコマ「悪役のエンディングは死のみ」
「悪役のエンディングは死のみ」30話の感想&次回31話の考察予想
イクリスとの進展があるかなと思いきや、まさかの殺されそうになる事件発生(´゚д゚`)
ハードモードはどのルートを選んでも一筋縄ではいかないようです。
家族であるエカルト家では常に肩身の狭い思いをしているペネロペに少しでも
好意を抱く護衛騎士が現れたのかと思いきや、お互い生き残るために利用してるだけなんて…
切なすぎます~~~~~~~(T_T)
でも賢いペネロペはイクリスの本心をわかっていながら優しい主人の仮面を被り続けていますね。
早く早く心からお互い気が許せる関係になってほしいです。
次回はヴィンタールートを始めるために動き出すようです。
またお会いしましょう(^^♪
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