漫画「その本に心をあげないでください」は原作Moon Si Hyun先生、漫画ImJojo先生の作品でピッコマにて配信されています。
今回は「その本に心をあげないでください」第13話を読んだ感想をご紹介いたします。
その本に心をあげないでください【第13話】のあらすじ・ネタバレ
繰り返す悪夢
繰り返す悲劇から逃れようと必死にもがいていたアシリー。
しかし泣き喚いても跪いても結果は変わらず
結局死を繰り返していつの間にか過去に回帰することを繰り返していました。
心穏やかに眠りにつくことが出来たのはいつだったのか
それすらも思い出せないほど疲弊していったアシリー。
しかしアシリー以外はいつもと変わらぬ日常を生きており
それが異常な光景に見えました。
今は冷静さを保っていてもいつ壊れるともしれない危うい精神状態で
何とか生き延びる術を探すアシリー。
生にしがみつく意志が自分をまだ人間として生かしていると思います。
法則
39回死を迎えてある法則性を見つけるアシリー。
法則を見つけても逃れる方法が分からず
寝ずに答えを探します。
眠れば悪夢をみるため休むこともできずどんどん追い詰められていきます。
過去との違い
アモールの部屋に侍女の姿で尋ねるアシリー。
ループするたびに大胆になっていったアシリーは
アモールの前で全く気を遣わなくなります。
アモールにとってはまだ会って数日のアシリーが平然と無礼を働くので
ある意味大物だと感心します。
アシリーは何度もアモールに面会して親近感すら抱いていました。
そしてアモールにカストルから逃れる方法を聞き出そうと繰り返し同じ質問をします。
いつものように図々しく質問すると説教を始めるはずだと思うアシリー。
しかしいつもと違い直ぐにアシリーが知りたいことを質問してくれます。
アシリーは今までとは違う展開に驚きますが
混乱する頭でカストルが自分を殺しに来たらどうするか尋ねます。
手紙の内容
アモールは意外に真剣に考えてくれます。
カストルが興味を引く話題をできるだけたくさん考えておき
自分を殺すことを忘れさせるというアモール。
常に一番興味を引くことに意識が向かうカストルの性格を利用すると教えます。
しかしそれは犬のように服従して這いつくばってでも生きたいと思うならばと付け加えるアモール。
アモールの言葉で一度目の死の直前に受け取ったアモールからの手紙の内容を思い出すアシリー。
それは「呆けたふり」をしてカストルの興味を引き
楽しませることができれば命だけは助かるだろうと言う内容でした。
満ちる時
アモールの手紙の内容を覚えていたとしても
あの時の自分は恐怖で何もできなかっただろうと思うアシリー。
アシリーは40回目の生を生きてやっとカストルへの恐怖を克服した自信を持っていました。
アモールに質問に答えてくれたお礼を伝えてアモールへの愛を伝えるアシリー。
冷たく見えても一度も突き放したりしないアモールにいつしか
家族愛を抱くようになったアシリー。
未来への希望を見つけて改めてアモールへ愛を込めてお礼を伝えます。
最後の方法
アシリーは40回目のカストルと面会します。
アモールの助言を得て最後にアシリーが選んだ方法は
全身でカストルに会えた喜びを表現することでした。
花のように美しく笑いカストルを出迎えるアシリー。
これがアシリーにとって未来へ通じる道だと信じます。
「その本に心をあげないでください」第13話の感想&次回第14話の考察予想
アシリーは繰り返して訪れる死と生にかなり疲弊していましたね( ノД`)シクシク…
それなのに精神は理性を保っているって…逆に狂ってしまったようにも思えます( ;∀;)
でもやみくもに人生をやり直していたわけではなかったんですね(^-^)
ちゃんとアモールからヒントをもらい前に進みだしたアシリー(o^―^o)ニコ
今度こそ生き延びられますように‼
それではここまでお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう(^^♪
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