漫画「もうこれ以上愛さない」は原作Cassiopeia先生、漫画SUSU先生の作品でピッコマにて配信されています。
今回は「もうこれ以上愛さない」第36話を読んだ感想をご紹介いたします。
もうこれ以上愛さない【第36話】のあらすじ・ネタバレ
過去の回想
ネバエが馬車の中に隠れていたルビエルを見つける一週間前。
結婚式に参加したあと、自室でネバエについて考えるソレーヌ侯爵。
侯爵は罪のないネバエに辛く当たってきた自分の行いが間違いであるという自覚はありました。
侯爵が青年の頃家の重圧に耐えかねてネバエの母であるメイドと子供を作ったことを叱責する父。
ネバエの母ジャケットはずる賢い女性でした。
いくら公爵が自分を愛していても正室になることはないと思っていた彼女は
愛する侯爵の弱みを握ることに尽力しました。
意図的に妊娠し侯爵の子を妊娠したため使用人を正室に迎えると社交界に噂を流します。
噂を止める術はなく、ここでジャケットを捨てればそれこそ汚名を被ることになると思った侯爵に
残る選択肢はジャケットを正妻に迎えることだけでした。
卑怯な方法で正妻の地位を手に入れたジャケットを愛し続けられるわけもなく
世間の評判も愛し支え合えると思っていたジャケットの愛も失った侯爵。
しかしぶつけようのない怒りはジャケットではなくお腹の中にいる子供に向かいました。
この子さえいなければという憎しみに駆られた公爵はネバエを疎み遠ざけます。
自分の怒りを静めるための矛先がネバエでした。
罪人
ネバエが生まれたあと情婦を迎えてその女性との間にルビエルが生まれます。
そしてネバエは幼い頃に婚約というもっともらしい理由をつけて捨てられました。
しかし過去の自分の行いを振り返り今更罪悪感の気持ちが芽生えます。
大人になったネバエを見た瞬間に湧いた今まで覆い隠してきた自分の罪に対しての罪悪感でした。
執事にネバエとルビエルが仲良くしていると聞き
今までの復讐にルビエルを利用するつもりだと疑った侯爵。
しかしネバエはルビエルに温かく接し心配していたような事態は何も起きませんでした。
母に不自由させず幽閉しルビエルをのびのび過ごさせてあげて欲しいと言い残し
ヴィンフリートに旅立ったネバエ。
その姿を目にして清々するどころか罪悪感に苛まれる侯爵。
アーレントに直接「罪人」だと言われたことも重くのしかかります。
それでも自身には選択肢がなかったと自分自身に言い聞かせます。
アーレントも同じ立場になればきっと同じことをしたと拳を握りしめる侯爵。
行方不明
頭を悩ませていると執事が訪ねてきてルビエルの姿が見当たらないと報告します。
公爵はルビエルを放置していた使用人を叱りつけます。
最近ネバエと過ごすようになってからは夜遅く帰ることがしばしばあったため
気に留めていなかったという執事。
しかし今日は結婚式のために皇宮に行ったあと戻っていないと伝えます。
乳母が一緒に付き添っていたはずだと侯爵は言いますが
ネバエに最後の挨拶をすると言ったきり戻ってこなくて
皇宮中を捜しても見当たらなかったと屋敷に戻ってきたようでした。
激高した侯爵は自分が動こうとルビエルの部屋に向かいます。
するとそこにはルビエルの書置きを見つけたメイド達が青ざめた顔で立ち尽くしていました。
ルビエル「ヴィンフリートに行きます お父様にはがっかりしました お姉さんに申し訳ないです どうか探さないでください」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
手紙を読み怒りに震える侯爵は使用人に命令します。
ソレーヌ侯爵「今すぐ ヴィンフリートへ向かう支度をしろ」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
心の穴
ネバエと一緒にティエリーの名所「ラリュンタ」に行った時
ルビエルはネバエがティエリーを去ることを聞かされて涙が止まらなくなります。
泣き腫らした目や真っ赤な顔をリュディガーにからかわれるルビエル。
リュディガーはあまりにもルビエルが悲しむのでそんなにネバエが好きなのかと質問します。
リュディガー「確かにネバエ様は お綺麗な方ですし小さな頃は外見に敏感ですからね ルビエル様がネバエ様を好きなのも理解できます しかし人生に別れはつきものです その分新たな出会いももありますよ」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
その後もネバエは感情表現が薄いので熊のぬいぐるみと遊んだほうがいいと
提案するリュディガーに噛みつくルビエル。
なぜ会って間もないネバエにそこまで執着するのかと真剣に尋ねるリュディガー。
ソレーヌ侯爵にネバエと関わるなと言われなかったか尋ねるリュディガーに
家にいる奥様が怖いし乳母は何かと厳しく
子供らしい遊びは誰も一緒にやってくれないと愚痴を零すルビエル。
そしてみな背が高いと文句を言います。
リュディガーは自分もかなり背が高い方だと不思議がると
座っているから高くないと返すルビエル。
ルビエルの答えにルビエルが屋敷に一人ぼっちの姿が目に浮かぶリュディガー
リュディガー「目線を合わせてくれる人が誰もいないってことか」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
ネバエの元には奥様は来ないし、乳母が禁止していることも全て許してくれました。
子供のようにドレスの裾で遊ぶルビエルを叱りつけたりもしないネバエとの時間は
ルビエルとって何物にも代えがたい時間でした。
リュディガーはルビエルの心に空いた穴に気が付きます。
リュディガー「ルビエル様がネバエ様に惹かれる理由はひとつですね おふたりとも寂しいんですよ」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
ネバエもルビエルも育った環境が違えど、寂しさを抱えて生きてきたという共通点がありました。
改めてソレーヌ家は複雑だと思うリュディガー。
何も言わずルビエルの背中を優しくぽんぽん叩きます。
リュディガーの決意
リュディガーはなるべく関わらないつもりでしたがルビエルの話を聞きどうにも我慢できなくなります。
リュディガー「どうしてネバエ様が寂しい思いをしてきたんだと思います？」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
ルビエルは何も知らないため不思議な顔でリュディガーの答えを待ちます。
リュディガー「侯爵様が ネバエ様を捨てたからです」
ピッコマ「もうこれ以上愛さない」
「もうこれ以上愛さない」第36話の感想＆次回第37話の考察予想
ソレーヌ侯爵サイドのお話が描かれました。
どんな理由をつけようとなんの同情の余地もない卑劣な人間だということが
改めて分かっただけですね(~_~;)
妊娠させたのは自分だし、
ネバエの母が正妻の座だけが欲しくて社交界に噂を流したかどうか証拠もないじゃん(=_=)
責任も取らず慰み者の女だけ手に入れようったってそうは行きません‼
結局は何の罪もないネバエが誰からも愛されずに不幸な人生を送ることになってしまいました( ；∀；)
これからヴィンフリートで皇后になったら、アーレントと本当に温かい家庭を築いて欲しい( ；∀；)
ルビエルの家出を知った侯爵はまたネバエに難癖つけるんじゃないでしょうか(~_~;)
まあヴィンフリートにはネバエの味方ばかりが揃っているので大丈夫だと思いますが
これ以上ネバエが傷つくことのないように守ってあげて欲しいです(T_T)
それではまでお読みいただきありがとうございました♡
またお会いしましょう(^^♪
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